Platinum Beauty Japanコンテスト を振り返って

目次

1.アジアンビューティークイーン受賞

2022年11月19日に第一回Platinum Beauty Japanコンテストが、

札幌の地で開催されました。

私にとって、35年ぶりの降って湧いたような、ビューティーコンテストへの挑戦。

昭和の時代にはなかった形式で、巷には、コンテストはいくつもあり、

令和の多様性を感じぜずにはいられない変わりようにとても戸惑いました。

結果は11名のクイーンが選ばれ、その内「アジアンビューティークイーン」

を頂きました。

アジアに向けて美を発信していく役目を承りました。

国境を越えるのは、前職がCAでしたので、

なんてことありませんが、美を国境をこえて広めるには、

もう少し磨かなくてはならないと、今更非常に焦っています。



芸能プロデューサー林 氏より授与


何せ、35年前は水着は必須!プロポーションと身長は絶対に必要。

かつて私がミス日本に出た時は(準ミス日本を受賞)、

「間違ったかな?」と思うほど、

皆さん背が高く、モデルのように全員が細かったのを覚えています。

コンテスト終了後の記念撮影

しかし、自分の体型も35年も過ぎると、大きく変化し、

受賞などあり得ないと改めて思いました。

頭の隅には「ちょっと受賞もしてみたい・・・」など腹黒いことも考え、

55歳のおばさん(ここからはプラチナエイジと呼ぶことにします!)

の気持ちは錯綜します。

写真をご覧くださるとわかりますが、出場者は、

結構プラチナエイジ達が多いのです(私含む)。

多分ミスコンのようなハイレベルは、多様性を考えたりすると・・・

あるいは、ミセスには無理なので、

年齢制限がなく、時代の流れに沿ったコンテストに出場するのが、

今の流れのようです。

私は、日ごろお世話になっている写真家の方に教えて頂き

このコンテストを知って出場しましたが、コンテストがこのような

混戦状態で山ほどあるのは知らなかったです。




かなり、ピンキリあるのも出て初めて気づきました。

中には、コンテストの流し(「流し」と言っている時点で

かなりの昭和女ですが)のような方も多数いて、

まー慣れている慣れている。自分の見せ方も化粧も、

髪型も色々熟知しているようです。




考えてみると、プラチナエイジにとっては、水着審査がなければ、

コンテストは出やすいのかもしれませんね。

今の時代は、慎重も体重もそれほど重要にはなっていないような

気が致します。もちろん素敵な体型の方もいましたが、

意外とぽっちゃりの方もいて、改めてスタイルと年齢はそれほど

関係ないんだと勉強になりました。

コンテスト後のファイナリスト

2.何をどう準備したのか?

35年前も現在も同じことがあります。

それは、きちんと準備した方が良いということです。

それぞれ人によって考え方の違いはありますが、審査員も人の子。

綺麗なものに人は惹かれます。

だから、ある程度は小綺麗にしていく必要は、

ビューティーキャンプを含めて重要だと感じました。

中には表の顔と裏の顔が違う人もいますが、

結局クイーンになって思うことは、裏の顔との差異が酷いと、

クイーンになっても務まらないと感じています。




特にこのPlatinmu Beauty Japanはクイーンになると、

任意ですがモデル契約をし、クイーンとしてアンバサダー役も務め、

更にモデル(私は敢えて言うならば、シニアモデル)を日常の仕事時間

以外に行います。

中途半端な「コンテスト流し」の気持ちで受賞してもプロの道に

ついていけないのが、いましみじみと感じます。

プロのモデルは、外から見ると華やかですが、

裏は結構努力のみという世界で、前職のCAと変わらないと感じています。

コンテストを終えても、飽き足らずに次から次へとコンテストを

受けようとする人がいるのも私はびっくりで、

よくお金と時間が続くな~と感心します。

なんとエントリーNo.1でスピーチ!

コンテストにでるためには、体型維持が必要でした。

35年前から見ると6キロほど増えていたのです。

以前は本当に細かったので、35年前より6キロ増えても、

おばさん体型としては標準だと図々しくも思っていました。

コンテスト出場のために体重を3キロほど落としました。

20歳の頃にはまだ戻っていませんが、現時点で

更に1キロ減りましたので、あと2キロ戻したいです。

モデルもしている手前、40キロ台の

体重に戻りたいものです。

ちなみに20歳の頃は167㎝49キロでした。

今は言えません。




そして、肌の状態は既に、くすみ、皺には勝てませんので、

肌のコンディションを調えて、

基礎化粧品を念入りにつけて、メイクアップの技術を上げていきました。

しかし、当日は、舞台映えする化粧が必要なので、

結局プロの方にお願いしました。コンテストの主催者が、きちんと

用意して下さいます。

ランウエイの先端で笑顔でポーズ



そして、最も大切なのは、ウォーキング、姿勢、ポーズ、表情の

総合的なレベルアップ。

日頃は、姿勢や表情は人に教えている立場上、

特に気にしませんでしたが、

問題はモデルのように舞台に映える歩きをした後の、

スムーズな流れでポーズをすることでした。


これがなかなかできない。しかも、背中当たりの肉、肉、肉が気になる。

背中も含めてお腹周り気になる・・・

カッコよくモデルがランウェイを歩くのは、

実は相当練習しての本番だったのです。それが実践して初めて分かりました。

汗だくで教えてもらいました。

レッスンの先生は、NYでモデルとして活躍していた

主催者の宗守ノア氏です。

ちょっとした動きもポージングもプロは全然違う

最も難しかったのがウォーキングと言えます。

10センチ以上のヒールは私は履けなくて、

最終的に9㎝にしました。

転んだら元も子もないので、よくある14㎝の

ミスコンシューズは履きませんでした。

Platinum Beauty Japanはミスコンシューズはお勧めしていません。

日頃履いていない高すぎるシューズは、却って姿勢が悪くなります。

また、14㎝シューズの力を借りなくても、宗守ノア氏に教えてもらうと

素敵に歩けるようになります。極論を言うと、低いシューズでも

不思議なことに、綺麗に見えるようになるのです。


3.唯一何もしなくて大丈夫だったもの・・・

私が、その日まで何も準備しなくて頭の中だけで考え出来たものがあります。

それは、スピーチです。

日頃大学&短大で講師をし、セミナーなどでも時間を考えながら話します。

キャッチーな言葉を言うのは、仕事ですので、特に気にしませんでした。

強いて言えば、スピーチのときに、仕事上ではしない、

振り付けもしてみようと思って、当日全身の鏡を見ながら、数回練習しました。

多分、一般の方は練習を沢山した方が良いと思います。

スピーチを聞いて、がっかりされないためにも!

素人だと、「決められた時間内に沢山の言葉を詰めすぎる」、

「選挙演説のように大きな声で絶叫するように語る」、

「大会関係者への忖度ばかりでわざとらしい」などあります。


自己紹介や受賞後のコメントのようなスピーチは、

コマーシャルのような要素を取り入れて組み立てることが必要です。

ほぼ18秒から20秒です。

「無難にまとめてみた」と日頃言われるコメントもそうですが、

その無難にが、簡単にできない。それが短いコメントであり、

スピーチでもあります。

受賞後のコメント

短くても、言葉の抽出をきちんとして、構成を考えて組み立てると

印象に残るものが出来上がります。

第2回大会からは、私がビューティーキャンプのマナーとスピーチ講師に

就任いたしました。

笑顔で姿勢よく、言いたいことをきちんと伝えられるスピーチの方法を

お伝えしたいと思っています。

第2回Platinmu Beauty Japanコンテスト マナー&スピーチ講師

4. 人はきちんとしていることを評価する

最終的にコンテストを終えて思うのは、ちゃんと努力し、

総合的に「ああいいなぁ」と思ってもらえる評価は、

どの動作もきちんと出来ているということです。

11名のクイーンが選ばれ、モデルデビューを果たすと分かりますが、

選ばれた中にも、モデルとしてやっていける人、いけない人が

既に出てきています。

それは、練習の段階で基礎をきちんと身に付け、心構えとして

ちゃんとやっている人のみが残るということに尽きます。



ただ、綺麗な衣装を着けて歩くならだれでもできます。

その時だけ上手くいったとしても仮装大賞に過ぎません。

とかくコンテストは、暇人の道楽的に見られることもありますが、

やってみると、そうではないことがよくわかる、素敵なものなのです。




私の日常は講師という地味な世界です。

短大の講座で姿勢や礼の練習をしている風景

しかし、これからは、かつて世界中をCAとして駆け巡っていた時と

同じように、モデルとしてワクワクドキドキしそうな日常が待っていると

思います。

令和の多様性の時代に、年齢関係なく、プラチナエイジの女性が

社会で活躍できる場所が沢山あることをこれからも配信して参ります。

60歳に向けての生き方に、弾みがつきそうなきっかけを、

Platinum Beauty Japanでつかめたと思います。

モデル宣材写真撮影 極寒の中!

6.第2回目 PlatinumBeautyJapanコンテストは

次回のPlatinum Beauty Japan コンテストは、2023年5月20日に行われます。

今度は皆様を支える役になりますよ。

人生100年、若いときの「美」よりも、素敵な「内面からの美しさ」を

求める素敵な大会です。

札幌の地で行われるコンテストにあなたもぜひ参加して下さい。

まだ見えない素敵な人生が見えてきます!

第2回 Platinum Beauty Japan

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